更年期の症状は何かと辛いもの。物理的に辛いだけでなく「年をとった」と実感してしまう、精神的な辛さもあるでしょう。
こうした症状の改善を目指すとき、多くの女性が考えるのは「更年期サプリを使うこと」でしょう。しかし「サプリを飲んだけど効果がなかった」という口コミなどを見ると、「買わない方がいいのだろうか…」と不安になることもあるかと思います。
しかし、こうした「サプリを飲んでも効果がない人」には、いくつかの特徴があります。この特徴は、知っていれば回避できることが多いものです
更年期の症状は何かと辛いもの。物理的に辛いだけでなく「年をとった」と実感してしまう、精神的な辛さもあるでしょう。
こうした症状の改善を目指すとき、多くの女性が考えるのは「更年期サプリを使うこと」でしょう。しかし「サプリを飲んだけど効果がなかった」という口コミなどを見ると、「買わない方がいいのだろうか…」と不安になることもあるかと思います。
しかし、こうした「サプリを飲んでも効果がない人」には、いくつかの特徴があります。この特徴は、知っていれば回避できることが多いものです。
この記事では、そうした「効果がない人の特徴」や、「更年期サプリの選び方」などの情報をまとめていきます。これらを理解していただくことで、更年期サプリの効果を最大に引き出し、更年期の美容と健康に役立てていただけるでしょう。
更年期サプリは効果がないと言われる理由
更年期サプリを使用して「効果がなかった」という方には、いくつかの特徴・共通点が見られます。ここでは、そうした方々の特徴や共通点を説明し、「効果を出すためにどうすればいいか」を解説していきます。
即効性は期待できない
まず、サプリに即効性は期待できません。これは更年期サプリでも他のジャンルのサプリでも同じです。
そもそも、即効性があるものはすべて「医薬品」となります。そして、医薬品には副作用があることも、ご存知の通りです。
『薬剤師は薬を飲まない』という書籍が2013年にベストセラーになり、シリーズ第2弾の書籍も出版されました。この書籍については賛否両論がありますが、薬品に副作用などの「マイナス面」がもともとあることは、事実です。
つまり「即効性がある=良いとは限らない」といえます。もっというと、病気のように急ぎのケースでなければ、即効性はない方が良いともいえるでしょう。
このことは、美容や健康の分野では「常識」として理解されているため、サプリは基本的にすべて「即効性を持たない」ようにできています。そのため、効果を実感できるまでには最短でも1カ月程度、長ければ数カ月かかることもあります。
このため「すぐに効果を出したい!」という方は、最初から更年期サプリは飲まない方がいいでしょう。1カ月から数カ月かけて「じっくり症状を改善する覚悟がある」方だけが、サプリを使用するべきだといえます。
重度の症状には対応できない
更年期の問題は、専門的には下の2つに大別されます。
- 更年期症状…他の病気を「伴わない」
- 更年期障害…他の病気を「伴う」
更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。
更年期障害(公益社団法人・日本産科婦人科学会)
簡単にいうと「更年期症状…軽い」「更年期障害…重い」ということです。このうち、重い方の「更年期障害」については、基本的にサプリメントで対応するのが不可能といえます。
更年期障害の諸症状
具体的には、下のような症状が「生活に支障をきたすレベル」で出ているものは、サプリでは対応できない更年期障害といえます。
- 血管の拡張と放熱に関係する症状
- 精神症状
- その他のさまざまな身体症状
それぞれの具体例を書いていくと、1つ目の「血管の拡張と放熱に関係する症状」は下の通りです。
発汗・のぼせ・ほてり・ホットフラッシュ
そして、2つ目の「精神症状」は下のようなものがあります。
不眠・情緒不安定・気分の落ち込み・イライラ・意欲の低下
最後の「その他のさまざまな身体症状」は、下記のようなものです。
うつ病・めまい・頭痛・動悸・肩こり・冷え・関節の痛み・疲労感・しびれ・腰や背中の痛み・胸が締め付けられるような感じ
これらの症状を見て「更年期でないのに当てはまる…」と思う方は多いでしょう。若い女性だけでなく、若い男性でも当てはまることが多いかと思います。
そして、そのようなレベルで更年期「症状」でなく「障害」がになっている場合は、サプリでは対応できないことが多いということです。
体質によって合う合わないがある
更年期サプリでも他のサプリでも、体質によって合うこともあれば、合わないこともあります。具体的には、下のような人はサプリの服用に適していません。
それぞれの人がどうするべきかは、下記の通りです。
以下、それぞれ解説していきます。
アレルギーがある人
食品と同じく、サプリにもアレルギーがあります。特にアレルギーが多く報告されている原料は「ローヤルゼリー・プロポリス」です。現代ビジネスも下のように報道しています。
蜂蜜を原料にして「抗菌作用がある」「炎症を抑える」などと言われるローヤルゼリーやプロポリスは、経口摂取における有効性については十分なデータが見当たらないばかりか、アトピーや喘息などの既往歴がある人は、アレルギー反応が高い頻度で起きることが分かっている。ダマされるな! 飲んでも効かない「サプリ」一覧 えっ、あれも…?(現代ビジネス)
太字の通り、あくまで「アトピーや喘息にかかった経験のある人」に限られます。それ以外の人にとっては基本的に安全なわけです。
このような「一定の条件下」ではあるものの、アレルギーが存在することは間違いありません。これは更年期サプリでも同じです。
更年期サプリは「大豆アレルギー」では飲めないことが多い
大豆は代表的なアレルゲンの一つです。言うまでもなく、これは「大豆が悪い」ということではありません。
大豆が健康的な食材であることはよく知られています。同じように卵・ピーナッツなどの健康効果も広く知られていますが、これらもやはり代表的なアレルゲンです。
「有用な食材であっても、人体との相性の問題でアレルギーを引き起こしてしまうものはある」ということです。そして、運悪く大豆アレルギーを持ってしまっている方の場合、大豆イソフラボンを中心とした更年期サプリは、飲めないことが多くなります。
胃が弱い人
胃が弱い人は、サプリだけでなく通常の薬品も飲みにくくなります。錠剤やカプセルの類は、通常の食品よりも消化しにくいためです。
「粉末ならどうか?」と思うかもしれませんが、これは「カプセル・錠剤よりはマシ」といえます。しかし、粉末でも薬品やサプリの類が胃に負担をかけることはあります。これは下の記述でもわかります。
最も多く見られる副作用は胃もたれ、胸焼けなど、漢方薬が胃に負担をかけてしまった事によるものです。
特に、地黄(じおう)が配合されている処方で現れることが多く、胃腸の弱い人は注意が必要です。
漢方薬に副作用はない?(道修町漢方薬局)
「地黄」と書かれていることからも「カプセルなどの形状の問題ではなく、成分の問題」ということがわかります。粉末だろうと何だろうと、胃腸の弱い人にとっては、いくつかの成分が胃痛の原因になることがある、ということです。
このため、胃腸が弱い人は更年期サプリを飲むときも、量や頻度の調整を慎重にする必要があります。
ホルモン変化で体調を崩しやすい人
ホルモンは女性も男性も持っているものですが、特に女性ホルモンは量の変化が激しいものです。言うまでもなく、女性は男性と違い「生理があるため」です。
女性ホルモンは大別して下の2種類があります。
- 卵胞ホルモン(エストロゲン)
- 黄体ホルモン(プロゲステロン)
このうち、特に2つ目のプロゲステロンは、下のような不調も引き起こすことで知られています。
また、プロゲステロンがたくさん出ている月経前には、むくみやすくなったり、たくさん食べたくなったり、眠くなったりすることも。 体調面からみればうれしくない作用もあるのですが、(後略)
カラダとホルモンのお話(オムロン)
このような症状はどんな女性にもあるのですが、それが「特に激しい」という人もいるでしょう。その場合、サプリの服用を突然本格的に始めるのではなく、少しずつ様子を見ながら適量を探るべきだといえます。
更年期サプリと女性ホルモンの関係
数あるサプリの中でも、更年期サプリは特に女性ホルモンとの関係が強いもの。エストロゲンなどの「女性ホルモン様物質を使用していることが多いためです。
これは「更年期の症状自体が、女性ホルモンの不足によって現れる」ということを考えれば、理解できるでしょう。このため、ホルモンの変化で生理痛などの症状を起こしやすい人は、特に注意深く服用するようにしてください。
ここから先は、ここまで述べてきたような症状・状態に該当する女性が「どのように更年期サプリを飲めばいいか」を解説します。
他のサプリに切り替える
特にアレルギーが原因でサプリが合わない場合、他のサプリに切り替えればいいわけです。更年期サプリにもさまざまな種類があり、使用している成分・原材料も多種多様です。
一つの更年期サプリが合わなかったからといって、すべてのサプリを諦める必要はありません。別の成分・原料を使用しているものを探し、使用を検討してみましょう。
飲み方に注意する
特に「胃が弱い・ホルモンバランスの影響が出やすい」という女性の場合、飲み方に注意するだけで対応できることもあります。
- 飲む量や頻度を調整する
- 少しでも異変があれば、しばらく飲むのをやめる
この2点を守っているだけで、特に大きな問題は起きなくなるでしょう。もちろん「あまりにも飲める量・タイミングが少ない」ということであれば、根本的にそのサプリが合っていない可能性があります。そのときは別のサプリの使用を検討しましょう。
何にしても、0か100かで考えるのではなく「中間の飲み方」を意識すると、ご自身の体質ともうまく付き合っていけるでしょう。
サプリを飲む時間が一定でない
サプリを飲む時間が不規則だと、効果は出にくくなります。サプリの服用に限らず、人間の体は「行動がパターン化したときに、スムーズに機能する」ためです。
これは「早起き」を考えるとわかりやすいでしょう。朝4時起きで仕事をして、いきなりベストのパフォーマンスを出せる人は少ないはずです。
しかし、新聞配達の方など、毎日・長年そうした生活をしている方は、4時起き(あるいはもっと早い時間)でも、ベストの体調で仕事をできます。このように、人間の筋肉や脳には「生活リズム」がありますが、それは内臓も同じなのです。
内臓で「服用リズム」ができれば、効果が最大になる
内臓の方で「毎日この時間にサプリを飲む」という服用リズムを覚えてくれれば、サプリの効果はより大きくなります。その時間が近づくと、内臓や酵素が吸収・分解の準備を始めるためです。
生活リズムが安定することも大きい
そもそも、サプリを毎日一定の時間に飲めるということは、生活リズム自体が安定しているということ。これによる健康効果も大きいといえます。
特に更年期だけでなく、生活リズムの乱れが原因で体調不良になっていた場合、これによって症状が改善することも大きいでしょう。これだと「サプリの効果ではない」と思うかもしれませんが、これもある意味「サプリの効果」です。
- お金を出してサプリを買う
- それを無駄にしたくないから、生活リズムを意識する
このような流れで健康が改善されたなら、それは「サプリが引き金になった」といえるのです。多くの人が経験上実感されているでしょうが、人間が何かを達成するには「モチベーション」が欠かせません。
モチベーションは「脳内で自家発電できるもの」ではないのです。もしそれができるなら、多くの人が高いモチベーションで、あらゆる目標を達成しているはずでしょう。
モチベーションを生み出すには「外部からの力」が必要なのです。「サプリの出費を無駄にしたくない」などの小さな「外部からの力」を加え続けることで、生活リズムを整えるモチベーションが高まるといえます。
このような理由から「一定の時間に規則正しく摂取しなければいけない」という縛りは、健康にとってプラスになるのです。サプリを飲むときの注意点というより、むしろ「大きなメリットである」と考えてください。
食事に気を使っていない
更年期症状の改善に限らず、健康の基本は「サプリより食事」です。このため、いくらサプリを飲んでいても、食事に気を使っていない女性では効果が出ません。
具体的にどのような点に気をつければいいのかというと、下記の通りです。
それぞれ、詳しく説明していきましょう。
「主食:主菜:副菜」のバランスは「3:1:2」が理想
画像引用元:3・1・2弁当箱法(食生態学実践フォーラム)
食事は、大別すると「主食・主菜・副菜」の3種類に分けられます。このバランスは「3:1:2」にするのが理想的です。これは下のNPO法人の説明でもわかります。
「3・1・2弁当箱法」は、“1食に何を、どれだけ食べたらよいか”のものさしです。1食の量を身近な弁当箱で決め、その中に主食・主菜・副菜料理を3・1・2の割合につめる食事・食事づくり法なので、「3・1・2弁当箱法」と名づけました。
3・1・2弁当箱法(食生態学実践フォーラム)
主食・主菜・副菜とは?
画像引用元:「食事バランスガイド」について(農林水産省)
主食・主菜・副菜は、簡単にいうとそれぞれ下のものです。
- 主食…ごはん・パンなど
- 副菜…野菜・きのこなど
- 主菜…肉・魚・大豆食品などなど
牛乳などの乳製品、果物は上記の3つのいずれにも属しません。それぞれ「乳製品・果物」という別のカテゴリになります。これらは「1以下」の割合となるわけです(大体0.5と考えてください)。
食品の具体例は、先に出した農林水産省の図にも書かれています。細かい品目についてはあまり考える必要がなく、下のように理解していただくといいでしょう。
- 主食…炭水化物
- 副菜…ビタミン・ミネラルなど
- 主菜…たんぱく質
特に更年期の年代の女性の場合、このように「栄養素」で考える方が、細かい品目を見るよりわかりやすいかと思います。特に主菜には「豆腐・納豆」などの大豆食品も入るため「たんぱく質」という括りで考える方がわかりやすいはずです。
(植物性なので「副菜」というイメージがあるかもしれませんが、大豆食品は「主菜」なのです)
和食を中心にする
「和食は健康にいい」ということは、世界でも広く知られています。外国人の場合はともかく、特に日本人にとっては「和食中心の生活の方が体にいい」といえます。この理由は下記の通りです。
- 長く食べてきた和食で、日本人の体質が作られている
- 腸内環境を整える発酵食品が多い
- 栄養価が高い「旬の素材」を使うことが多い
- だしの旨味には「減塩効果」もある
長く食べてきた和食で、日本人の体質が作られている
日本人が欧米の食事を食べるようになったのは、戦後の70年ほど。それまでの2000年近くは、ずっと和食を食べていたのです。
もちろん、古墳時代などは奈良・平安時代ほど「整った和食」ではなかったでしょう。しかし、「日本の山や海でとれる食材だけを使用していた」という点では、立派な「和食」といえます。
そのような長期間食べ続けた食品であるため、日本人の体は和食に適応しているのです。具体的には、日本の食事ではインスリンを分泌する必要がないため、日本人は総じてインスリン分泌量が少なくなっています。
この状態で、インスリンが必要な欧米の高脂肪食・高カロリー食を食べてしまうと、欧米人より肥満になりやすく、糖尿病などの生活習慣病も発症しやすいのです。
- 欧米の食事自体が、もともと高脂肪・高カロリーで不健康
- しかも、日本人はこれらを分解できる体ではない
このような「2つの理由」で、日本人に欧米食は合っていないのです。これは、日本で一番早く欧米食が広まった沖縄が「肥満率日本一」になったことでもわかります。
「健康な長寿者が多かった沖縄も、欧米型の食事の上陸が本土より20年早かったこともあり、今や肥満率は国内一。糖尿病や心筋梗塞発症率も高くなっています」
和食はなんでいいの??健康を作る大人のための食育(2/5)|太陽笑顔fufufu(ロート製薬運営)
沖縄でも、離島などで「昔ながらの食生活」をしている方々は、100歳を超えても元気なケースが多く見られます。県全体では「肥満率日本一」になった後でも、沖縄が依然として「長寿地域のブルーゾーン」とされているのは、そのためです。
沖縄も日本のほかの地域と比べ家族主義的な生活をしており、世界の中でも最も長寿の女性たちが暮らしているのはよく知られている。
長寿地域「ブルーゾーン」に学ぶ健康の秘訣(沖縄、イカリア島、ロマリンダ、ニコヤ半島の長寿者の共通点)|日経ビジネス
これだけ健康だった沖縄人が、欧米食中心になったことで、わずか50年ほどで「国内でもっとも不健康な県の一つ」になってしまったのです。これを見ても「日本人の体には和食が合っている」ことがわかるでしょう。
腸内環境を整える発酵食品が多い
和食には、下のような発酵食品・発酵調味料が多くあります。
味噌・醤油・醸造酢・みりん・漬物・納豆
これらの発酵食品・調味料には、酵素が多く含まれています。発酵というのは酵母・酵素のはたらきであり、発酵食品というだけで、酵母・酵素が大量に含まれているのです。
「昔ながらの酵素サプリメント」ともいえるでしょう。更年期の女性には腸内の善玉菌が不足し、これが便秘や肌荒れなどの諸症状を引き起こします。
それを解決する発酵食品が和食には多いということです。上で引用した通り「沖縄で昔ながらの生活をする女性が、世界的に見ても長寿」というのは、このような点にも理由があるといえるでしょう。
栄養価が高い「旬の素材」を使うことが多い
和食は昔から「旬の素材」を使ってきました。これは欧米でも同じですが、要は「昔の人は、どの国でも旬の素材を使っていた」ということです。理由は簡単で、下のようにいえます。
- 昔は保存技術がなかった
- そのため、旬の素材を使うしかなかった
- それにより「旬の料理」のバリエーションが発達した
- それが受け継がれ、民族料理はすべて「旬の素材」を使うようになった
中には砂漠の国など「旬のない国」もあるでしょう。そうした例外はありますが、基本的にはどの国でも食材の旬があり、民族料理は「それに合わせたバリエーションになっている」のです。
そのため、日本でも和食という「民族料理」を食べていることで、自然と「旬の栄養価が高い食材をとるようになる」のです。
だしの旨味には「減塩効果」もある
和食の味付けは「だし」がベースとなっています。「だしの効いている料理は、あまり味付けをしなくても美味しい」というのは、多くの女性が経験上、よく理解しているでしょう。
科学的には、だしの成分はアミノ酸やグルタミン酸です。これらの成分が味覚を刺激してくれるため、塩分で刺激しなくても「十分満足できる」のです。
また「アミノ酸・グルタミン酸自体が体にいい」こともメリットといえます。
- 減塩によって健康になる
- アミノ酸・グルタミン酸の効果で健康になる
このように2つの理由から「だしが使われている和食は体にいい」といえるのです。
大豆食品を多く取り入れる
更年期症状のケアのためには、日頃から大豆食品を多く摂取することが重要。大豆イソフラボンを含むサプリを使用することももちろん効果が期待できますが、それと合わせて、食事でも大豆を多く取り入れるべきです。
画像引用元:大豆イソフラボン(総合南東北病院)
上の画像は、総合南東北病院の公式サイトのものです。大豆イソフラボンを多く摂取するほど「ホットフラッシュ」の症状が出にくいことがわかります。
ホットフラッシュとは、更年期障害によるのぼせ・ほてりのこと。特にこうした症状で悩んでいる女性は、日頃の食事でも大豆を積極的に取り入れるようにするといいでしょう。
失敗しない更年期サプリの選び方
特に初めて更年期サプリを買う女性は「サプリの選び方を知りたい」と思うことでしょう。ここでは、選び方の中でも特に重要となる基準・ポイントについてまとめていきます。
エクオール/サポニンがどれぐらい配合されているか
サプリは、その利用目的ごとに「含まれるべき成分」があります。更年期の症状の改善が目的なら、その成分はエクオール・サポニンです。
なぜこの2つの成分なのか、どのような効果があるのかを解説していきます。
女性ホルモンのバランスを整える
特にエクオールには、女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。これは、オムロンが「女性ホルモンのバランスを整える食材」について説明した、下の記述でもわかります。
30代後半からは卵巣機能が低下し始め、エストロゲンが低下していきます。更年期に向けて体調を整えるには、エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品、骨量を補うためカルシウム豊富な小魚、乳製品などを積極的にとるとよいでしょう。
女性ホルモンのバランスを整えるのによい食べ物は何ですか。(オムロン)
これを読むと「エクオールでなく、イソフラボンが必要なのでは?」と思うでしょう。実は、エクオールとはイソフラボンが分解されたものです。
そして、日本人の約50%はイソフラボンをエクオールに分解することができない、あるいは相当に難しいとされています。そのため「最初から分解されて吸収しやすい状態のエクオールで摂取する方が効果が期待できる」のです。
これは「適当な健康食品会社」などがうたっていることではなく、小林製薬も公式サイトで明記していることです。下の段落で、その記述を引用して紹介しています。
このような理由から、効能については「エクオールとイソフラボンは同じ」「吸収のしやすさでエクオールの方が上」と考えることができます。そして、特に女性ホルモンの乱れが気になる更年期の女性は、エクオールが多く含まれるサプリを選ぶといい、ということです。
美容効果が見込める
これはエクオールでも期待できますが、特にサポニンで期待できる効果です。まず、サポニンに関しては、公益社団法人の「長寿化学振興財団」が下の効能を明記しています。
- 抗酸化作用
- 免疫力向上
- 肥満予防
- 血流改善
- 肝機能の向上
更年期の女性ならある程度美容の知識があるため、わかるかと思いますが、いずれも「美容につながる効果」です。抗酸化作用・肥満予防・血流改善などは直接つながります。免疫力・肝機能の向上も「間接的につながる」というのは、理解できる方が多いでしょう。
このように、美容・健康の全般で多くの効果を期待できるため、サポニンが多く含まれていることも、更年期サプリ選びの基準にするといいでしょう。
価格はリーズナブルか(継続しやすいか)
どれだけ効果の高いサプリであっても、毎月購入するのが負担になるような金額では、継続自体ができなくなります。継続できなければ、どんなサプリでも効果はありません。
そのため「価格がお手頃で、継続しやすいかどうか」も見る必要があります。具体的にどのくらいの金額帯がベストかは人によって異なるものです。
ただ、無理なく継続できる範囲内であれば「安さより効果を重視して選ぶ」ことは意識した方がいいでしょう。もし更年期の症状が狙い通り改善されて、美容効果も得られるのであれば、月1000円単位などの違いは、多くの女性にとって「大したことはない」はずだからです。
飲みやすいか
サプリは継続して初めて意味がありますが、そのためには「飲みやすい」ことも重要です。どのようなサプリが飲みやすいかは、人それぞれです。
- ドリンクタイプが飲みやすい
- 持ち運びやすいカプセル・タブレットがいい
- 効果最重視なので、形状は何でも良い
このように、さまざまな希望や好みがあるでしょう。どのパターンにしても「他の人ではなく、自分が飲みやすいと感じるサプリ」を選ぶべきだといえます。
機能性表示食品か
更年期サプリでも他のジャンルのサプリでも、「機能性表示食品である」ことは、もっとも重要な条件の一つです。機能性表示食品とは、簡単にいうと「消費者庁が一定の機能性を認定している食品」です。
「機能性表示食品」は、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに 機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。
「機能性表示食品」って何?(消費者庁)
機能性とは何かといったら、簡単にいうと「効能」です。もちろん、機能性表示食品なら確実に効果が期待できるということではありません。そのような誤解を招かないよう「機能性」という言葉が使われています。
「絶対に効果がある」というわけではないものの、認定を受けていないサプリより、断然「機能性表示食品の方が信頼できる」ことは間違いありません。そのため、更年期サプリでも選び方の基準として、「機能性表示食品である」ことを特に重視すべきといえます。
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更年期サプリの気になるQ&A
更年期サプリを服用するとき「ここが気になる」という疑問点は、誰にでもあるでしょう。そして、それらの疑問点はある程度共通するものです。
ここでは、更年期サプリに関して多くの人が抱く疑問点とその答えを、Q&A形式でまとめていきます。
副作用はある?
先に結論を書くと、副作用はありません。
- 服用方法を守っている
- 特定のアレルギーがない
- 特定の常用薬がない
このような条件であれば、更年期サプリに副作用はありません。これは更年期サプリだけでなく、すべてのサプリに言えることです。
副作用があるものはすべて「医薬品」である
理由は簡単で、用法を守っていても副作用が出るようなものは、すべて「医薬品」という扱いになるためです。当然ながら、副作用はあくまで「副」の効果であり「主=メイン」の効果ではありません。
- メインの効果が強いからこそ、副作用が出る
- メインの効果が強いものは、薬品として管理される
- その「薬品」に分類されなかった時点で、副作用はない
上記のように説明できます。ある意味サプリは「毒にも薬にもならない」のです。
市販薬との併用はできる?
更年期サプリはどの製品でも、基本的に市販薬との併用が可能です。理由は「サプリは食品である」こと。
サプリと医薬品は混同されがちですが、サプリはあくまで「栄養機能食品」などの「食品」という分類です。そして、医薬品は厚生労働省から下の4種類のいずれかで認定を受けます。
- 要指導医薬品
- 第1類医薬品
- 第2類医薬品
- 第3類医薬品
このように「医薬品」と分類されているものでは、併用できないものが多くなります。しかし、食品と医薬品は基本的に「ぶつからない」ため、併用しても原則問題ないのです。
他に薬を服用している場合、飲めないこともある
更年期サプリと一口にいっても、使用している成分や原材料はさまざまです。これは他のジャンルのサプリでもいえることですが、特に下の成分・原材料を含んでいる場合、薬との飲み合わせで問題が起こることがあるとされます。
- クロレラ含有食品
- セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)
- イチョウ葉エキス
1つ目のクロレラ含有食品は、ビタミンKを多く含みます。ビタミンKは血液凝固防止剤である「ワルファリン」などの働きを阻害します。このため、ワルファリンなどの薬を服用している女性は、クロレラを含む更年期サプリを飲む際には、医師・薬剤師との相談が必要です(まったく飲めないわけではありません)。
2つ目の「セイヨウオトギリソウ」については、下のような薬の効果が弱くなる恐れがあるとされます。
- 抗てんかん薬
- 抗不整脈薬
- 血液凝固剤
- 気管支拡張薬
- 免疫抑制剤
- 強心薬
特に一部の抗うつ薬では薬の作用が増強され、重篤な副作用が起きることがあるとされています。抗うつ薬を飲んでいる方は、特にセイヨウオトギリソウを含む更年期サプリに注意してください。
3つ目のイチョウ葉エキスは「抗血小板作用」があります。これは「血が固まりにくくなる」作用です。
このため、血をサラサラにする血液凝固防止薬などを使用していると、その効果が増幅されてしまい、出血傾向が強くなる恐れがあります。
※参考…薬とサプリメントを一緒に飲んでも安全?(医療法人社団 玲瓏会 金町中央病院)
大豆イソフラボンを摂るのとどう違う?
サプリでエクオールを摂取するのは、大豆イソフラボンを摂取するのとどう違うのか―。これは「腸内細菌の活動が必要かどうか」です。
- エクオール…必要ない
- 大豆イソフラボン…必要
これが何を意味するかというと、エクオールのサプリは、腸内細菌が少ない人でも効果が出やすいということ。一方、大豆イソフラボンは「腸内細菌が十分にある人のみ、効果が出る」といえます。
日本人の50%は、エクオールサプリの方がおすすめ
実は、日本人の約50%は、大豆イソフラボンをエクオールに変換できません。小林製薬も下のように説明しています。
腸内細菌の個人差により、腸内で大豆イソフラボンをエクオールに変換できる日本人の割合は、約50%であることが報告されています。
よって、体内でエクオールを作ることができない方は、大豆イソフラボンではなく、エクオールを直接摂ることをおすすめします。
大豆イソフラボンを摂るのと、エクオールを摂るのとで何が違うのですか?(小林製薬)
若い世代も含めて、日本人全体で50%の人が、エクオールを摂取する方がいいわけです。まして「腸内細菌が少なくなる更年期」となると、エクオールサプリの優位性がますます高くなるといえます。
納豆や豆乳を摂った上に、「エクオール」を摂ってもいい?
これはかまいません。エクオールのサプリを製造・販売している小林製薬も、下のように説明しています。
1日の目安量をお守りいただければ、納豆や豆乳などの大豆食品を日常的に摂取いただいても、エクオールの摂りすぎになる可能性は低いと考えられます。
「発酵大豆イソフラボン エクオール」に関するQ&A(小林製薬)
これは納豆や豆乳の側でも、サプリの側でもそうですが「摂り過ぎない」ことはすべての基本です。過剰摂取すれば水でも野菜でも何でも毒であり、それは運動でも睡眠でも同じといえます。
食べ物やサプリだけでなく、生活のすべてにおいて「健康の基本は、程よく・バランスよく」を意識することと言えるでしょう。
男性や子供も飲める?
当記事で紹介している更年期サプリは、すべて男性や子供でも飲めるものです。基本的には、更年期サプリのほとんどは、そのように「男性や子供が飲んでも問題ない」といえます。
高麗美人の公式サイトでは、下のように説明されています。
もちろん男性やお子様などにも幅広くご飲用いただけます。
特に女性用に手を加えたものではなく、高麗人参の自然のエネルギーがぎっしり詰まっておりますので、芯からの健やかさと美しさのためにお役立てください。
高麗美人Q&A(公式サイト)
そもそも、男性でも女性でも、大人でも子供でも、人体の構造は基本的に同じです。体格や脂肪率、筋肉量などは確かに異なるでしょう。
しかし、これらは「成人女性・成人男性の間でも異なる」ものです。体を鍛えている人と鍛えていない人では、これらのデータは明確に異なるでしょう。
「体格や筋肉量が違ったら飲めない」ということであれば、同じ成人女性同士でも、飲めないサプリが多数出てくるということです。当然ながら、そこまで厳密に作られたサプリはありません。
(医薬品ですら「筋肉量が違ったら飲めない」というものは基本的にありません)
子供の服用量のみ注意が必要
唯一注意するべき点は、子供の服用量です。どれだけ安全なサプリでも、子供の体が小さい以上、飲む量は大人より少なくするべきです。
これは医薬品でも同じ注意書きが書かれているので、理解しやすいでしょう。量や服用ペースはそのサプリ、お子さんの年齢や体格によって異なります。
それぞれの商品の説明書を読みつつ、実際にお子さんの様子を見ながら試していくといいでしょう。
まとめ
更年期サプリに限らず、すべてのサプリメントは「効果を出すために、生活自体を改善する」必要があります。サプリだけでも多少の改善は見込めるでしょうが、やはり効果を最大にしようとすると、生活自体を改善することが欠かせません。
「更年期の症状を改善し、より高いレベルの健康や美容を実現する」という目的を考えれば、こうした「生活自体の改善」には、遅かれ早かれ取り組むことになります。サプリは「その強力なきっかけになる」と考えるといいでしょう。
エクオールやサポニンが配合された効果的なサプリを使用しつつ、生活全体も改善しながら、より健康的な毎日を目指すようにしてください。